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【VB.NET】配列について

プログラミングを学ぶ上で避けて通れないのが「配列」です。VB.NET(Visual Basic .NET)においても、配列は非常に重要な概念の一つです。この記事では、VB.NETにおける配列の基本から使い方まで、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

目次

VB.NETの配列とは?

配列とは、同じデータ型の複数の値をまとめて扱うためのデータ構造です。例えば、10人分の点数を個別の変数で管理するのは大変ですが、配列を使えば簡単に管理できます。

VB.NETでは、配列を使うことで大量のデータを効率的に扱うことができます。また、ループ処理と組み合わせることで、複数のデータに対して同じ操作を簡単に行うこともできます。

VB.NETでの配列の宣言と初期化

VB.NETでは、配列を宣言し初期化する方法がいくつかあります。ここでは、基本的な方法を紹介します。

1. Dimステートメントを使用した宣言と初期化

' 配列の宣言
Dim scores(4) As Integer

' 配列の初期化
scores(0) = 80
scores(1) = 75
scores(2) = 90
scores(3) = 85
scores(4) = 88

' 配列の要素にアクセス
Console.WriteLine("3番目の点数: " & scores(2))

この例では、5つの整数値を格納できるscoresという配列を宣言し、各要素に点数を代入しています。VB.NETでは配列のインデックスは0から始まるため、3番目の要素にアクセスするにはscores(2)と書きます。

2. 初期化子を使用した宣言と初期化

' 配列の宣言と同時に初期化
Dim fruits() As String = {"りんご", "バナナ", "オレンジ", "ぶどう", "メロン"}

' 配列の要素数を取得
Console.WriteLine("果物の数: " & fruits.Length)

' 配列の内容を表示
For Each fruit As String In fruits
    Console.WriteLine(fruit)
Next

この方法では、配列の宣言と同時に値を設定できます。また、For Eachループを使用することで、配列の全要素に簡単にアクセスできます。

以上が、VB.NETにおける配列の基本的な使い方です。配列を使いこなすことで、プログラムの効率や可読性が大幅に向上します。次の節では、多次元配列や動的配列など、より高度な配列の使い方について解説していきます。

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